説明が下手な人に遭遇したことはありませんか？
しかも、本人は「自分は頭がよく優秀」だと思っている。
今回は、説明苦手な人が頭がいいかどうかと、口下手な人にイライラしないための方法を解説します。
この記事を読めば、説明力と頭の良さが無関係であることがわかり、頭だけ良い人を見てもイライラしなくなるはずです。
それでは解説していきます。
説明が下手な人は頭がいい？
説明が下手な人は頭がいいは半分嘘。
結論は「説明が下手な人は、頭が良くても無能」です。
具体的に説明します。
説明が下手な本当の理由
説明が下手な本当の理由は、単にコミュニケーション能力が低いだけであることが多いです。
それは、頭が悪いとか、無知であるとかいうことではなく、自分の考えを相手に理解してもらうための表現方法を知らないだけなのです。その原因としては、人と接した経験がない、言葉の壁がある、説明するための道具がない、などさまざまなことが考えられます。
説明下手な人は、相手の気持ちや考えを考えず、相手を不快な状況に追い込んだりするので、間違ったアドバイスをしてしまうことも少なくありません。
説明やコミュニケーションが下手な原因は何であれ、結果はいつも同じです。下手なコミュニケーションの結果、理解されず、一般的にネガティブな体験をしてしまうことが多いのです。
説明力と頭の良さは無関係
そして、頭がいいからといって、説明上手になれるとは限りません。
実際、頭のいい人の多くは、特定の分野の専門用語をバンバン使ってしまうため、自分の考えを誰にでもわかりやすく伝えることができないのです。
その意味で、説明上手であることは、知能の高さを示すものではなく、むしろ、人の心を素早く読み取り、その概念を適切に説明する力を持っていることだと思います。
説明下手な人は無能なだけ
結論、説明下手はその人が頭がいいというわけではなく、無能であるということ。
説明が下手な人は、前述したとおりコミュニケーションが苦手な人。具体的にいえば、「知識があっても言いたいことを言語化できない人」というワケです。
また、説明が下手な人は、自分の考えを発表する自信がなかったり、失敗を恐れるあまりに概念を正確に説明できなかったりすることがあります。さらに、自分の言いたいことを明確に説明しようという意欲もないため、不明瞭でまとまりのない説明になってしまうこともあります。
先日、こんなツイートを見つけました。
たしかに、説明が下手でも頭のいい人はたくさんいます。でも、頭が良くても相手に情報が伝わらないと意味がない。頭のいい人ほど、相手も同じ情報をもっていると勝手に考えているケースが多いのかも。
やっぱり説明する側は、聞き手とコミュニケーションをとりながら話すべきですね。
口下手にイライラしなくなる方法
口下手の人、あるいは頭のいいことを自慢してくる人への対処法をご紹介します。
方法①できるだけ会話しない
説明が苦手な人を相手にするときは、できるだけ会話をしないようにしましょう。
本人は自分が「頭がいい」と思っている可能性が高く、自分が説明下手だと感じていないので、頭がいいマウンティングを当然してきます。
なので、できるだけ会話しないことがベストの選択です。
もし会話が避けられないなら、あなたが知りたいことの要点に絞って話すようにしましょう。
そうすれば、無駄な時間を過ごすこともないし、イライラする時間もへるはずです。
方法②わかるまで聞き返す
説明が苦手な人への対処法のひとつは、理解できるまで聞き返すことです。
頭がいい人ほど、自分がわかりやすく正しく説明できていると勘違いしているケースがよくあります。わかるまでこちらが聞き返すことで、相手の理解度も確認できるし、こちらの理解も深めることができる可能性があります。
ただ同じ話を何度も説明してもらうことは相手をイライラさせてしまうかもしれません。敬意を払い、説明してもらったことに対する感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
また、理解しないまま「わかりました」と言うと、後で面倒なことになるかもしれませんので、必ず理解できるまで聞き返しましょう。
方法③逃げる
できるだけ会話しないようにしても、わかるまで聞き返しても、状況変わらずイライラしてしまう。
こんなときは、勇気を出して「逃げる」を選択するのもアリです。
頭が良いのに説明が下手な人の性格は、おそらく一生変わらない。本人が気づかない限り、ずっと説明下手なまま。こういう場合は、嫌な環境にいるより、単純に逃げたほうがいい。
逃げることは悪いことではありません。
相手の下手な説明を理解しようとするあまり、無駄な時間や労力を費やしてしまっているのであれば、少し自分を休ませることも必要です。
自分の心の健康のために、悪いとは思わないで、逃げて脳を活性化させるスペースを作ってあげましょう。
まとめ：大事なのは相手を理解すること
説明上手になるには、
- わかりやすい言葉で話すこと
- 適切なスピードで話すこと
- 聞き手の興味を引くこと
など、相手を理解しながら話せるスキルが必要。
また、聞き手に質問を投げかけながら、コミュニケーションをとって話すことも重要です。
何度も言いますが、説明が下手な人は頭がよくても「相手を理解する力」がありません。
最後にお話ししたように、できるだけ会話せず、ヤバいと感じたら逃げる勇気も必要です。
今回は以上。
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