
自分の書いている文章に自信がない。誰が見ても読みやすい文章ってなんだろう?文章がうまくなりたい!
こういった悩みに答えます。
- 読みやすい文章を書くための10のコツ
- 本記事の信頼性

この記事を書いてる私は、ブログ歴15ヶ月。Twitterで「わかりやすくて、読みやすい文章でした!」と言っていただくことが増え、月間1万PVを達成しました。
この記事で紹介する「読みやすい文章を書くための10のコツ」を理解すれば、誰でも読みやすい文章を書けるようになるはず。
この記事を読めば、読みやすい文章を書くコツがわかりますので、ぜひ最後まで読んでください!
読みやすい文章を書く10のコツ

読みやすい文章を書く10のコツは、以下のとおりです!
- 冒頭に結論を書く
- 既知情報を先に書く
- 一文を短くする
- 一文にひとつの内容を書く
- リズムに気をつける
- 「」で強調する
- 順接・逆接の使い方
- 難しい言葉は使わない
- リアリティを大切にする
- 余計なものは削り取る
①冒頭に結論を書く
冒頭には結論を書きましょう!
結論を先に書くメリットは2つ。
- 最短で伝えられる
- 後に続く文章がわかりやすい
最短で伝えられる
結論を最短で伝えることで、読み手に優しい文章になります。
社会人はみんな忙しい。だから、早く情報を知りたがります。
例えば、ネットニュース。見出しで全部わかるようになってますよね。ブログ記事だってそう。タイトルで内容がなんとなくわかります。
みんな早く情報が知りたいので、最短で伝えてあげた方が喜ばれます。
後に続く文章がわかりやすい
結論を先に書くことで、その後の文章がわかりやすくなります。
例えば、道案内をするとき、次のどちらが相手に優しいでしょうか。
- 説明①
-
駅までの道は、ここから真っすぐ行って、100m先を右折、次に20m先を左折、300m先を右折して、道なりに400m行くと駅です。
- 説明②
-
駅は南東に向かって歩いて20分くらい。曲がるのは3回。真っすぐ行った100m先を右折、次に20m先を左折、300m先を右折。そのまま、道なりに400m行くと駅です。
説明②の方が、イメージしやすくてわかりやすいですよね。
このように、先に結論をもってくることで、後の説明への理解が深まります。

ビジネス文章では「結論を先に書く」が基本。読み手が理解できるように、導いてみましょう!
②既知情報を先に書く
読み手が知っている情報を先に書くことで、読みやすい文章になります。
例えば、読書感想文の書き出し。「私が感じたことは3つあります。まず1つ目は、、、」最初の一文で「感じたことは3つあるんだな」と、読み手に伝えることができます。
実は、先に知っているのといないで理解度は大きく変わります。
気をつけること
気をつけることは、既知の情報は「誰でも知っている情報」でないといけません。
次の2つのタイトル。どっちが読みたいでしょうか。
- 「IoTで変わる暮らしの変化と危険性」
- 「物が全部ネットにつながる!?個人情報だだ漏れの危機」
興味が出るのは下のタイトルのはず。
たしかに、上のタイトルは端的なタイトルでいいのかもだけど、IoTを知らなければ、上の記事は読む気になれませんよね。
誰もが知っている情報を書くことで、読み手にわかりやすく伝えることができます。
③一文を短くする
一文を短く書くと、読みやすい文章になります。
あなたも今まで文章にふれてきて感じているはずですが、一文がめっちゃ長いと読みづらいですし、結局何が言いたかったのかわからないから、頭から何度も読み返すことがあると思います。
この上の文読みづらいですよね笑。
そう、長文ってめっちゃ読みづらいんです。
基本一文50字超えるようなら「。」で切った方がいい。

一文は短く!どの本にも書いてある基本的なテクニックです。
④一文にひとつの内容を書く
一文にはひとつの内容だけ書きましょう!
なぜなら、人間そんなにたくさんのことが覚えられないから。
認知心理学の研究によると、人間が短期的に覚えられるのは「5〜9単語」。複数の文を「〜て、」や「〜り、」のようにつなげてしまうと、重要な部分がぼやけて記憶に残らない。長い文章を読み直してしまう。「読みづらさ」の原因は、脳の構造にあったんです。
読みやすい文章を書きたいのであれば、一文にひとつのポイントだけ。
ポイントを絞ることで、重要な情報が強調され、より明確に伝わります。
⑤リズムに気をつける
文章のリズムを大切にしましょう。
よく先生に「です・ます統一しろ」なんて言われましたよね。でも、語尾なんて正直どうでもいい。「書く」で食べているライターさん。トップブロガーさん。みんな「文法は無視しろ!」って言ってるので。
文章を書く上で大切なことは「読み手にわかりやすく情報を伝えること」
文法無視しても、リズムよくわかりやすく書いた方がいいです。
たしかに、文章を見せる相手によっては「語尾が統一されてない」「国語習ってきたのか」そんなこと言う人もいる。ただ、何度も言いますが「読み手にわかりやすく伝えること」が文章の目的。
本来の目的を忘れないでください。
⑥「」で強調する
「」を使って強調させることも、読みやすい文章のコツです。
小さなテクニックですが、意外と大事。
「」つけることで、読み手は「VIP待遇」でその文字を見てくれます。

伝えたいことが明確。もしくは、対比させたい情報がある時に使うのがおすすめです!
⑦順接・逆接の使い方
順接・逆接の使い方に気をつけましょう!
- そして、
- また、
- つまり、
順接の接続詞は、省略してもいいかも。だって、順接なので、もともとなくても成立するはずだから。
- しかし、
- でも、
逆接は、文章に展開を生み出す「超重要接続詞」
自分の言いたいことの前において、意見を強調させる。逆接は間違って使えば、論理破綻する、まさに「諸刃の剣」。
使うときは、つじつまが合ってるか確認しながら使いましょう!
「〜が、」という接続詞に注意!
特に注意すべきは「〜が、」という接続詞。
順接にも逆接にもとれるので、読み手にとってわかりづらい接続詞です。

あまり多用しないようにするといいかも。
⑧難しい言葉は使わない
難しい言葉を使うと、読みやすい文章にはなりません。
例えば、英語の長文。知らない単語が出てくると、そのたびに調べますよね?テストだったら、意味を予想して読んで、問題に答えてたはず。
日本語も同じ。文章を読んでいるとき、わからない単語が出てくると、なんとなくで読んでしまう。
結果、読み手に伝わらないのです。
難しい単語もなるべくわかりやすく。
中高生にもわかるくらいの優しい言葉で書きましょう!
⑨リアリティを大切にする
リアリティを大切にすると、読みやすい文章になります。
例えば、上司に研修の報告書を出す。このとき、資料の情報をまとめただけの報告書を作成してはいけません。なぜなら、誰でも作れるから。上司は、あなたが感じたことを知りたいのです。
文章を書くとき、必ず「読み手」がいる。
読み手は「あなたしか知らない情報」を求めています。
データをまとめただけの文章はやめて、自分の意見をさらけ出した文章を書きましょう。
そうすることで「共感」が生まれ、読みやすい文章になります。
⑩余計なものは削り取る
文章を書き終わったら、余計なものを削り取りましょう。
ビジネスにおいて、「短時間で伝えること」は必須条件。「短時間で伝える」ために、容赦なく削る。「せっかく書いたのにもったない!」こんな感情は捨てましょう。
「本当に伝えたいこと」だけ残して、あとは削る。
そうするれば、相手の時間を奪いことなく、短時間で伝えることができます。

基本、文章を書くときは「たくさん書いて、あとから削る作戦」が1番効率がいいです。削る前提で書いてみましょう。
最後に

文章がうまくなりたい。
そう思った私が最初に手にした本は『20歳の自分に受けさせたい文章講義』。
その本の冒頭にこんな文章があります。
文章がうまくなる必要なんてない
引用元:『20歳の自分に受けさせたい文章講義』著者:古賀史健氏
国語嫌いの私が文章に向き合おう。ブログ書いてみよう。と思ったきっかけになりました。この本を読んでから、昔より「読みやすい文章」が書けるようになったと思います。
あなたも諦めず、読みやすい文章を目指してひたすら書いてみてください。書くことって、スポーツみたいに書けば書くほど上達していきます。これはまじです。
>>>書きまくって手に入れた「書くスピードを上げる方法」はこちら!
この記事が、少しでもあなたの助けになれば幸いです!
読んでいただき、ありがとうございました!

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