まわりから認められたい20代ヘ!承認欲求をなくす方法を解説!

悩んでいる人

誰からも嫌われたくない、上司、先輩からほめられたい、まわりから認められたい。

こういった悩みに答えます。

本記事の内容
  • 承認欲求とは?
  • 承認欲求は必要なのか
  • 承認欲求をなくす方法

実際私は、つい最近まで「まわりに好かれたい」という自分の性格に悩んでいました。でも、これから紹介する「承認欲求をなくす方法」を試し、ストレスフリーな毎日が送れるようになりました。

この記事を読めば、承認欲求を理解することで、自分と正しく向き合い、性格で悩むことはなくなるはず。

他人の目ばかり気にして不安になってしまう方は、ぜひ記事をご覧ください。

心がちょっとだけ軽くなるはずです。

目次

承認欲求とは?

承認欲求とは、「尊敬・自尊の欲求」と言われ、

  • 他人から褒められたい
  • 自分を認めてほしい
  • 自分を大切に扱ってほしい

という、誰もが持っている欲求のことです。

承認欲求は必要? 

結論、承認欲求は必要ありません。

なぜなら、他人の評価ばかり気にして生きることは、他人の人生を生きていることと同じだから。

順番に解説します。

承認欲求は、永遠に満たされない

「まわりから認められたい」という気持ちは、永遠に満たされません。

例えば、先生に褒められたくて、テスト頑張った。そしたら見事90点。でも、先生は褒めてくれなかった。次のテスト、あなたは頑張れますか。多分、無理ですよね。

褒めるかどうか決めるのは他人なので、承認を求めるのは意味ない。

それに、仮に今回褒められたとして「また頑張ろう!」と思ってしまえば、次回褒められなかったとき頑張れなくなる。

もっこ

ずっと褒められるなんてありえない。承認欲求って永遠に満たされることないんです。

他人の評価を気にすると不幸になる

こんな他人評価ばかり気にするのは、不幸な生き方です。

他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人任せにすること。これは、自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。

引用:著者岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』 より

この言葉の通り、嘘をつき続ける生き方が幸せなはずありません。

やはり、承認欲求は必要ないのです。

承認欲求をなくす方法

承認欲求が必要ないとしても「そんな簡単に承認欲求なくせるわけないじゃん。」と思うはず。

もっこ

私も承認欲求は必要ないとしても「完全に」なくすことは難しいと思います。というか、不可能です。

なので、今回は、承認欲求を「ある程度」なくす方法を紹介します。

  1. 課題の分離
  2. 競争意識をなくす
  3. 見返りを求めない

それぞれ具体的にご紹介します。

課題の分離

課題の分離とは、自分の課題と相手の課題を分けて考えるということ。

例えば、馬を水辺に連れていくとする。でも、馬に水を飲ませることはできません。なぜなら、馬が水を飲むかどうかは馬自身が決めることだから。

「馬を水辺に連れていくこと」は自分の課題ですが、「水を飲むこと」は馬の課題であって、自分ではどうすることもできません。

人間関係の多くの悩みは、この相手の課題に土足で踏みこむことから生まれます。

例えば、あなたに話を聞かないクソ上司がいて、事あるごとにキレてくる。あなたがどんなに仕事を頑張っても認めてくれない。この場合、上司があなたを認めることは「あなたの課題」でしょうか。答えは、NOです。

課題の分離の方法は、「選択の決定権が誰にあるのか」を考えます。

  • 仕事を頑張ること=あなたの課題
  • 上司があなたを認めること=上司の課題

上司に認められようと努力することは素晴らしいことですが、上司があなたの頑張りを評価するかどうかは、あなたにはどうすることもできません。

このように課題を分離することで、「認められたい」という承認欲求を軽減することができ、ストレスがなくなります。

競争意識をなくす

人生を他人との競争と考えてはいけません。

なぜなら、競争によって、全員が敵に見えてしまい「他人の幸福」を素直に喜べず、自分を不幸だと思ってしまうから。

例えば、あなたにはA君、B君、C君という友達がいる。A君は、有名な大企業に就職した。B君は、スポーツができて、結果を残している。C君は、とてもきれいな女性と付き合っている。それに比べて、あなたは何も魅力がない。

何でも勝ち負けで考えてしまうと、必ず「劣等感」がうまれます。

そして、友達が「敵」だと思うようになるのです。

逆に勝っていたとしても、「次も負けたくない」「勝ち続けたい」と思い、友達が、隙をついて勝ちをねらってくる「敵」だと思うようになります。

つまり、自分が勝者でも敗者でも、全員が「敵」に見えてしまい、他人の幸福を喜ぶことができなくなるのです。

それではどうすればよいのか。

他人を「敵」ではなく、自分の「仲間」なのだと実感することです。

人生は同じ山のてっぺんを目指すレースではありません。平らな道を横に並んで歩く散歩のようなものです。それぞれ行く方向も、ゴール地点もばらばらです。

こう考えれば、他人との比較がないので、承認欲求に悩まされることもありません。

見返りを求めない

何事も見返りを求めないのが大切です。

なぜなら、見返りこそが、承認欲求のかたまりだからです。

例えば、あなたが電車の座席に座っているとします。次の駅でよぼよぼのおじいさんが乗ってきました。あなたは席をゆずろうと声をかけます。しかし、「年寄り扱いするんじゃねえ」と怒られてしまいました。あなたは、きっと「せっかく親切にしてやったのに、なんで断るんだよ」と嫌な気持ちになるはずです。

でもよく考えてください。

席をゆずることを決めたのはあなた。おじいさんに頼まれたわけではありません。これで不機嫌になるのはおかしいと思いませんか。

不機嫌になるのは、「感謝されたいから席をゆずった」という証拠。

これは、まさに「褒められたい」という承認欲求のかたまりです。

大切なのは、「見返り」を求めないこと。

もっこ

親切はやりっぱなしが一番。

感謝されたくて親切にするのではなく、親切をして、「自分は役に立っている」と自己満足すればいいのです。

参考にした本の紹介

この記事は『嫌われる勇気』という本をもとに書いています。

この『嫌われる勇気』は、フロイト・ユングと並び心理学の三大巨匠と言われている、アルフレット・アドラーの考えをわかりやすくまとめた本となっており、発行部数485万部の大ベストセラーで、ドラマ化などもされています。

この本は、アドラー心理学を教えてくれる哲学者と悩みの多い青年が対話しながら物語が進んでいきます。

もっこ

対話形式で読みやすく、青年の疑問に対して、全て論破していく哲学者の姿は圧巻でした。

先ほど紹介した承認欲求の話以外にも、おもしろい話がたくさん出てきます。ぜひ買って読んでみてください。

≫『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)はこちら

読む時間がない人のために、本の要約記事を書きました。5分で読めるので、ぜひご覧ください!

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