こんにちは!もっこです!

こういった悩みに答えます。
☑本記事の内容
- eコマースとは?
- ec市場は今後どうなるのか
- 将来成功する店の特徴【5選】
- 経営者になるあなたがやるべきこと
今回は「2025年、人は買い物をしなくなる」を参考に、ec市場の動向と店舗ビジネスで成功する方法を、わかりやすく解説します。ビジネス完全初心者の方には、衝撃の内容かもしれません。ただ確実に訪れる未来なので、あまりびっくりせずに見てください。
目次
eコマースとは?
eコマースは、インターネットを利用した「電子商取引」のこと。ECともいいます。
ネットで服を買ったり、旅行サイトでホテルを予約したりして、インターネット上で決済する。ようは、ネットショッピングです。
EC市場は今後どうなるのか
結論からいうと、EC市場はどんどんのびていき、最終的に、人は買い物しなくなります。
このことについて、具体的に解説します。
EC市場はどんどんのびていく
インターネット、スマホの利用率増加により、EC市場はどんどんのびていきます。
そして、5Gの到来で、市場規模はさらに加速。のびないわけないんです。

こんなこと思いますよね。
実はこれは大きな間違いです。
経済産業省のデータによると、全国の商取引のうち、ECが占める割合はたったの6.76%しかありません。つまり、EC市場はのびる余地がまだまだあるということ。
それでは、EC市場がのびる理由は何でしょうか。
理由は、以下の3つがあげられます。
①客は家から出ないで買い物するから
②客はネットの口コミ・レビューを信じるから
③AIがほしい商品を教えてくれるから
それぞれ解説します。
①客は家から出ないで買い物するから
ECがのびる理由は、客が家から出ないで買い物するからです。
すでに本や服などの「形あるもの」は、ネットで買う人が多いですよね。でも、ここ数年で、保険や占いなど「形のないもの」までネットで買えるようになってきました。ようするに、将来、買い物を理由に、家から出る必要がなくなるんです。
近所にシャッター街がありませんか?もう店頭で売る平成の時代は終わったんです。
②客はネットの口コミ・レビューを信じるから
ECがのびる理由は、客がネットの口コミ・レビューを信じるからです。
例えば、CMを見ていて、
「あのシャンプー今度使ってみよ!」
「あの車かっけえ!今度買いに行こ!」
こんな人いますか?今では、ほとんどいません。
「あのインスタで見たスイーツおいしそう!」
今は圧倒的にこっちのほうが多いです。
飲食店を選ぶにも☆を気にするし、就活では口コミを気にする。ものを買うとき、芸能人でなく、Youtuberやインスタグラマーのすすめたものを買う。これが当たり前になります。
③AIがほしい商品を教えてくれるから
ECがのびる理由は、AIが自分のほしい商品を教えてくれるからです。
あなたがいつも見ているYoutube。自分の好きな動画は「検索して」見ていますか。
きっと、「検索」せず「おすすめ」にでてきた動画を見ているはずです。
これからは「あなたの代わりにAIが勝手に選んでくれる時代」が加速していきます。おすすめにでてくる商品だけ見て、クリックするか、しないか。それだけでいいんです。
そして、5Gによってさらに加速。
- 体の調子が悪くなる前に、サプリメントが届く
- なくなる前に、洗剤・トイレットペーパーが届く
- 健康に合わせて、献立通りの食材が届く
かんたんにいうと「自分のほしい商品が、ほしいタイミングで届く」未来。
こんな未来が、当たり前になります。
結果、人は買い物しなくなる
「買い物しなくなる」は言い過ぎですが、「買い物が無意識レベルになる」未来は必ずやってくるというわけです。
将来成功する店の特徴【5選】
それでは、そんな未来の中で、成功する店の特徴を5つ紹介します。
①メーカーであること
②商品が体験型
③商品がサブスクリプション型
④商品で「時間」を得られる
⑤インフルエンサーを活用する
具体的に解説します。
①メーカーであること
例えば、あなたが服をデザインしたとします。
- 商店街の服屋にもっていく
- ネットで販売する
どちらの方法で売りますか?
絶対、ネットで売りますよね。わざわざ商店街の服屋にもっていく人なんていないはずです。
昔は「メーカーが商品をつくって、代理店が売る」が当たり前でした。
でも、これからは「メーカーと客が直接つながれる時代」です。
☑商品の流れ
過去:メーカー➡代理店➡客
未来:メーカー➡客
Youtube、インスタなどで直接、服を宣伝するもよし。アマゾン、メルカリ、ヤフオクで売るもよし。何でもありです。
「いや、代理店でも儲かってるよ!」こんな意見もあるはず。もちろん、代理店でも成功してる人はたくさんいます。ただ、これからのECが代理店の機能を奪ってしまう未来では、成功は難しいでしょう。
代理店の価値はほとんどなくなりました。成功したいのであれば、商品をつくるメーカーになるべきです。
②商品が体験型
ECが拡大していき、人が家から出なくなる話をしました。
では将来、人は完全に家からでなくなるでしょうか。
答えはノーです。
コロナでオンライン飲みが流行りました。でも、「これからの飲み会も全部オンラインでいいや」って思いましたか?「友だちと直接会う飲み会は、オンライン飲みより楽しい。」こう思ったはずです。
どんなにECが拡大しても、「体験型の店」は残ります。
- 友だちと話せる居酒屋
- マッサージ、エステ
- 遊園地
ようは、「ネットで代替できない店」「わざわざ行く価値のある店」だけが生き残るのです。
③商品がサブスクリプション型
サブスクリプション(月額定額制)は、「めんどくさい」を解決したサービスです。
好きなアニメを見るとき、何で見ますか?
アマゾンプライム、Netflix、U-NEXT。これらの有料動画サービスで見るはず。
今どき、DVDをレンタルしてきて見る人は少ないでしょう。
有料動画サービスで見るのはなぜか。
- 「DVD借りに行くのめんどくさい」
- 「おすすめのアニメを自分で調べずに知りたい」
- 「自分で見たいアニメ選ぶのめんどくさい」
理由は上記の通り。これらの「めんどくさい」を解決したのが、サブスクなのです。
売る側も、定期的に売上があがる。
買う側も、「めんどくさい」を解決してくれる。
サブスクは、店も客もWinWinの最高の仕組みなのです。
④商品で「時間」を得られる
今もこれからも、客が求めているのは「時間」です。
昔の客は「便利さ」を求めていました。
- 手軽に掃除できる電気掃除機
- オーブンもトースターもついている電子レンジ
- 近くにあって何でも売っているコンビニ
ただ、「便利さ」が当たり前になった現在。客が求めているのは「時間」です。
- 自分が出かけている間に掃除してくれるルンバ
- 食材を入れてボタン1つで出来上がる電子レンジ
- レジに並ばなくていい無人コンビニ
現在、メーカーが出しているヒット商品のうち、7〜8割は「時間」に関連した商品だそうです。
これからは、「どれだけストレスのかかる時間を減らせるか」「どれだけ快適で楽しい時間を生み出せるか」が鍵。
自分がつくる商品が「時間」に関係したものならば、販売において有利になるはずです。
⑤インフルエンサーを活用する
今、客はインフルエンサーからものを買うようになっています。
さっき話したように、テレビCM・新聞のチラシで商品を買う人は、今ほとんどいません。人気Youtuberやインスタグラマーのような「インフルエンサー」がすすめた商品を買います。それがわかっている大手企業は、今テレビCMを流すのではなく、インフルエンサーたちにお願いして商品を紹介してもらっています。
ここで重要なのは、インフルエンサーたちが「自分のいいと思ったもの」を紹介していること。いいと思っていないものを紹介すると、チャンネルの評価が下がってしまいます。
ようは、インフルエンサーは、テレビCMより信頼性が高いということ。
一般的には、3万人のフォロワーがいれば、企業のスポンサーがつくレベルだそうです。そして、SNSのフォロワー数を、新卒採用の選考基準の1つにしている企業も増えてるそうです。
これから、さらなる大インフルエンサー時代に突入します。
経営者になるあなたがやるべきこと
それでは、「将来成功する店の特徴【5選】」をもとに、やるべきことのまとめです。
☑未来の経営者がやるべきこと
- 自分の商品をもつこと
- 客に価値を生み出す商品をもつこと
- サブスクを意識すること
- 客の「時間課題」を解決する商品をもつこと
- インフルエンサーを使うこと
最後に
近い将来、人の買い物は無意識レベルになります。
その世の中で戦っていくには、上の5つが必須になってくるはずです。
やはり「今」ではなく、「未来」を考えることはとても重要ですね!
マーケティングを勉強している初心者向けに「【初心者向け】副業で役立つWebマーケティングの基礎知識7選」でも、必須知識を紹介していますので、参考にしてください。
あなたの将来の経営に、これら記事が役立つことを心から願っています。
コメント