【完全初心者向け】積算に役立つ土木の基礎知識まとめ

悩んでいる人

積算したいけど、専門用語がいっぱいありすぎて、覚えられない、、、。先輩、上司もぜんぜん教えてくれないし。わざわざ本を買うわけにもいかないし、勉強できるいいサイトないかな、、、

勉強しようと思って、このサイトを見てくださっている20代のあなた!

いつも仕事お疲れさまです!仕事のために、自分で調べようとするその心!!!素晴らしいです!!!

このサイトでは、土木初心者である若者向けに、わかりやすく、かんたんに基礎的な工種をまとめました!

土木施工管理技士などの、資格のための勉強サイトではありません。あくまで初心者向けですので、ご了承ください。

目次

土工

土量変化率

土量の変化率について解説します。

土量変化率とは、地山土量を1.0としたときの、ほぐし土量や締固め土量の体積比のことを言います。

  • 地山土量:「掘削前」のもともの山にある土量。
  • ほぐし土量:「掘削後」のほぐれた土量。
  • 締固め土量:「締め固め後」の固くなった土量。

土木工事で必要な土量を正確に計算するため、「どのくらい掘削するのか」「掘削した土を、どのくらい運ぶのか」「掘削した土を、どのくらい盛るのか」ということを把握しないといけません。土量変化率は、基本中の基本ですが、間違いやすいところです。必須知識になるので、覚えておきましょう!

詳しくはこちら「【超簡単】土木における土量計算の考え方【例題あり】」で解説しています!

掘削・床掘・埋戻

掘削・床掘・埋戻について解説します。

それぞれの説明は以下の通り。

  • 掘削:現地盤から、施工基面まで掘る作業。
  • 床掘:構造物をつくることを目的に、施工基面から下を掘る作業。
  • 埋戻:床掘で余った土を、もとの状態に戻す作業。

掘削・床掘は、特に間違えやすいところです。最初に「どこが掘削」で「どこが床掘」なのかを見るのではなく、「現地盤」と「施工基面」を線で引いてみるとわかりやすくなります。

掘削・床掘・埋戻について、こちら「【図解】掘削と床掘の違いを徹底解説【埋戻も】」で詳しく解説しています!

盛土・切土

盛土・切土について解説します。

それぞれの説明は以下の通り。

  • 盛土:斜面を平らにするために、土を盛る作業。
  • 切土:斜面を平らにするために、土を削り取る作業。

盛土・切土をする上での注意点は、地盤の強さです。

切土の場合、すでに山になっていたところを削る取るので、地盤が締め固まっていて強度が高いことが特徴です。しかし、盛土の場合、盛った土をしっかり締め固めなければ、強度の低い地盤となり、建物が傾いたり、道路が歪んだりしてしまいます。盛土をする場合には、締固め(転圧)を十分するようにしましょう!

積込・運搬

積込・運搬について解説します。

それぞれの説明は以下の通り。

  • 積込(ルーズ):置いてある土を、運搬する車両に積み込む作業。
  • 運搬:積み込んだ土を運搬する作業。※もちろん土以外の運搬もあります。

ルーズとは、ほぐれた土のことを指します。時間にルーズの「loose」です。※loose:ゆるい、だらしない。ようするに、ほぐれた土を積み込むときに「積込(ルーズ)」を使います。

積込(ルーズ)は、運搬する際に必ず必要なわけではありません。ここは注意が必要です。

整地・敷均し・基面整正・不陸整正

整地・敷均し・基面整正・不陸整正について、解説します。

それぞれの説明は以下の通り。

  • 整地:掘削後の土を仮置場または処分場に、崩れないように置く作業。基本、締固めしない。
  • 敷均し:場所関係なく、土を平らにならすこと。基本、締固めする。
  • 基面整正:床掘後に行う、地面をきれいにする作業。
  • 不陸整正:舗装、路盤工の前に行う、地面をきれいにする作業。

「整える」という作業だけで、ここまで種類があるんですね。特に、「整地・敷均し」「基面整正・不陸整正」は、勘違いしやすいところ。使い分けて会話できれば、初心者卒業です!

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法面

法面整形について、解説します。

種類の説明は以下の通り。

  • 盛土法面整形:土を盛って、その盛った土の斜面(法面)を締固めて整える作業。
  • 切土法面整形:土を削って、地山の斜面を整える作業。

法面整形は、土が崩れてこないようにするための作業です。特に気をつけるのは勾配です。斜面はゆるい勾配にしなければなりません。もし、地形上難しい場合は、法面保護をする必要があります。あとは、植物を斜面に植えることもしたりします。

コンクリート構造物

コンクリート構造物には、さまざまな種類があります。

  • 側溝:道路のわきにあって、雨水などを排水する役割があるU字型のコンクリート構造物。
  • 擁壁:斜面の崩壊を防ぐコンクリートの壁。
  • 函渠:箱型、ロの字型になっているコンクリート構造物。ボックスカルバートともいう。

コンクリート構造物は、どんな形でも作れます。バケツプリンに例えると、型枠(バケツ)を組み立てて、コンクリート(プリン)を流し込む。たったこれだけ。だがしかし。かんたんゆえに奥が深い。鉄筋を入れて強度をあげたり、将来できるであろうひび割れを、想定した位置に発生させるように誘導したり。工夫がたくさんあります。

コンクリート打ち込みについては「【初心者向け】コンクリートを打ち込むときの7つの注意点」を参考にしてください。

地盤改良

地盤改良には、さまざまな種類があります。

  • 表層改良工法:表層部分の土とセメントを混ぜて、地盤を固める方法。
  • 柱状改良工法:柱状のセメント杭を地面に打ち込んで、地盤を固める方法。
  • 鋼管杭工法:鋼の杭を地面に打ち込んで、地盤を固める方法。

大きく分けて3種類ですが、細かく分ければ10種類以上の工法があります。土質、地盤改良するべき深さなどから適した工法を選定します。

道路

舗装

舗装を解説します。

舗装は、道路の耐久性を強くするためにするものです。舗装は基本以下の構成となっています。

  • 表層:道路の表面約5cmの部分。アスファルトが使われる。
  • 基層:表層の下、約5cmの部分。アスファルトが使われる。
  • 上層路盤:基層の下、約10cm〜20cmの部分。砕いた石が使われる。
  • 下層路盤:上層路盤の下、約10cm〜20cmの部分。砂利が使われる。

こんな感じで、舗装は4構成となっています。アスファルトの下は土だと思っていませんでしたか?わたしはそう思っていました、、、。実は、表層、基層、上層路盤、下層路盤にはそれぞれ役割があり、その役割がしっかりできているため、10年、20年と壊れない道路となっているのです。

防護柵

防護柵とは、「ガードレール」のような事故を最小限にする、とても大切な構造物です。

種類は以下の通り。

  • ガードレール
  • ガードケーブル
  • ガードパイプ
  • ボックスビーム

当たり前のようにあるガードレール。でも実は、交通量や道幅、天候などによって、上の4種類を使い分けて設置しているんです!普段なんとなく置かれていて気づかないけど、ちゃんと意味があるんですね。ちなみに、ガードレールだけで7種類もあるそうです!意外と奥が深い!

ガードレールの建て方についてはこちら「【メリット・デメリット】ガードレールの土中建込とコンクリート建込の違い」で解説しています!

まとめ

今回は、土木の基礎知識をまとめてみました。

そもそも、なぜ土木知識をまとめようと思ったかというと、ネットで「土木」を調べても、わかりやすい情報がでないからです。出るのはいつもPDF。特に「なぜ〇〇工法が使われているのか」「〇〇工法と〇〇工法の違い」「〇〇工法のメリット・デメリット」を調べるのは至難の業です。なので、かんたんに、わかりやすくまとめることにしました。

覚える知識はまだたくさんありますので、随時更新していきたいと思います。

資格の勉強には使えないと思いますが、この基礎知識を仕事に活かして、早く退勤して、プライベートの時間を楽しんでいただければ幸いです。

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